“東京の空”の下で

音楽をこよなく愛するおばちゃんが日々の出来事をつらつらと綴ります。

おばちゃん、静かにやさぐれる(超長文です)

こんばんは、おばちゃんです。

今回は久々に職場ネタです。

おばちゃんは現在、大手小売企業のバックオフィスに契約社員として勤務しています。

所属は経理課ですが、この課は本来の経理業務を行うグループと経理とは連携しているけれど経理とは別の業務を行うグループがあります。

そして、おばちゃんは経理職での採用でありながら、課内の事情から入社以来経理外グループで業務を行っています。

 

先月末のこと、経理グループで2名の方が退職されたことから人事異動で営業部門から女性社員の方(Aさんとします)が入ってくることになりました。

Aさんはおばちゃんの入社当時からとてもよくしてくれて、仲もいい。

なので、おばちゃんはAさんの異動を歓迎していました。

ところが、Aさんには経理業務の経験が全くないことから課長は経理外グループで私とペアを組んでいるベテランの女性社員の方(Bさんとします)を経理グループに担当替えしてBさんのポジションにAさんを入れることに決めたのです。

人事異動が発表になったころから課長とBさんの間で話し合いがあったようで、おばちゃんも休憩に行く途中打ち合わせ用のブース横を通りかかったときに課長とBさんが話しているのを見かけています。

それを見て「何かありそうだな…」とは思っていたのですが…。

 

(おばちゃんのとっての)事件は今週半ばに起こりました。

課では業務連絡や情報共有の目的で週1回ミーティングを行っています。

AM11:30からのミーティングに間に合わせるためBさんと午前の業務を急いで行っている時のこと、Bさんが不意に、

「べるぞ~さん、私担当を変わることになったんですよ」

と私に言い出したんです。

それがミーティング直前のことで「え?え?」と思っているうちに、ミーティングの時間になり、Bさんはミーティングに、おばちゃんは留守番で自席に残ることに。

(ミーティングは別フロアの会議室で行うため、電話対応のため必ずひとり留守番をすることになっています)

Bさんの担当替えもそこで話があるというので不本意ではありましたが、部署内を無人にするわけにもいかないし。

そのときはミーティング不参加だったおばちゃんには今後の業務も含めて改めて話があるだろうと思っていたのですが、ミーティング終了後も話はありません。

それどころか、午後に別室でミーティングのため中断していた業務を行っている間にBさんとAさんとの間で業務の引き継ぎが始まっていたのです。

 

ちょっと待って!私何も聞いてない!

 

Bさんの担当していた業務はすべてAさんが引き継ぐのか、Bさんが続ける業務があるのか、私が新たに受け持つ業務はあるのか、今後のことだって知りたかったのに私は何も知ることができないまま引き継ぎするの?

課長はというと会議や研修に忙しく、ほとんど離席状態。

そして翌日以降もおばちゃんには何の話もなく、おばちゃんの真横では和やかに引き継ぎが進んでいきます。

なんだか『蚊帳の外』状態だなぁ…すごい疎外感…。

 

おばちゃんは課長の判断に異を唱えるつもりはないのです。

在籍5年以上で周囲の信頼も厚く、部内の業務を熟知しているBさんのほうが適任なのは当然。

そして、勤務先の人事異動は発表から新部署への着任するまでの期間が短く、引き継ぎを急ぐ必要もあったと思います。

また、課長はBさんから話が通っていると思っているかもしれませんし、Bさんは「べるぞ~さんには多くを言わなくてもわかるはず」と考えているかもしれません。

それでも、おばちゃんからするとそれは違うと思うのです。

たとえそう思っていたとしても、2年近く同じ業務についていた者として今後についてひとこともなく終わってしまうのはおかしい。

私が課長の立場だったら絶対そんなことしない。

いや、そう思う自分の感覚が普通じゃないのか?ともやもやした気持ちを抱えながら今に至ります。

 

自分以外の人はどう考えるのかと思い、夫に話してみました。

「人事異動ってそんなもんだよ。『情報共有』って言う割には案外されていないことも多いしね。いろいろ思うところはあるかもしれないけど、自分の仕事を粛々と進めていくことを一番に考えたほうがいいと思うよ」

とのこと。

夫の話を聞いて、この違和感は容易には消えないかもしれないけど、自分の感覚の問題として心の中にしまっておくのがいいんだろうと思いました。

言ってみたところで「めんどくさいヤツ」と思われるのが関の山…。

 

来週から課内も新体制になります。

何も期待せず、感情も捨てて、Aさんへのフォローと、自分の業務を淡々とこなすことに力を注ぎたいと思っています。