“東京の空”の下で

音楽をこよなく愛するおばちゃんが日々の出来事をつらつらと綴ります。

小次郎、帰宅

こんにちは、おばちゃんです。

 

昨日入院した小次郎ですが、午前中に病院で経過説明を受けた後、家に連れて帰りました。

 

先生の話によると、36℃まで上がった体温は再び34℃まで下がってしまったとか。

それだけではなく、体の中で尿が作られていないため利尿剤の効果が得られず、胸水も排出されていないということです。

直接針を刺して抜く方法もあるけれど、ショック症状を起こす危険性があるのでできない。

さらに悪いことに昨夜2度発作を起こしたそうです。

小次郎はてんかん持ちなので、それがてんかんによるものなのか、心臓からなのかはわからないと。

てんかんと心筋症との関連性はないそうです)

 

先生に聞きました。

 

「できる治療はすべてしたということでしょうか?」

 

「そうですね。今の段階でできることは全部しました。おそらく今日明日…」

 

今の体温は低いながらも点滴で維持している状態で、中断すれば体温はさらに下がっていく。

そしてそれは小次郎にとって確実に最期のときへ向かっていくことになる。

先生は「猫にとってわけのわからない病院の狭いゲージで点滴のチューブがつながったまま亡くなっていくよりも、慣れ親しんだ家で最期を迎えるほうがいい」という考えなのですが、夫は否定的。

完全に思考が止まっている夫は私に下駄を預けるというので、

 

「わかりました、家で看取りますので連れて帰ります」

 

今小次郎は寝室の隅っこで静かに横になっています。

(小次郎は寝室がお気に入り)

心なしか病院にいるときよりも楽にしている感じがします。

私もあまり構いすぎないようにして見守っています。

 

小次郎の腕には点滴のチューブがついたままになっています。

「家に戻ってもし体調が持ち直してきたら治療を再開したい。一縷の望み、エゴだけど」という先生の希望です。

(血管が細くなりすぎて、一度チューブをはずすとわからなくなってしまうそう)

「チューブをつけたままなんてかわいそう!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、先生も叶うならば助けたいという気持ちを持ち続けていると感じたので、私たちはそれを受け入れました。

先生の希望に応えられればいいのですが、残念ながらその可能性は低そうです…。

 

こういう事態になったとき、最終的に決断するのは飼い主です。

治療続行か家で看取るか、その選択は厳しいものでした。

私は「できることは全てした」という先生の言葉で家で看取ることを決めたのですが、おそらくこれという正解はないんだろうと思います。

できるだけペットにいい状況にあるように、悔いのないようにと思うのですが、本当に難しいと感じます。