“東京の空”の下で

音楽をこよなく愛するおばちゃんが日々の出来事をつらつらと綴ります。

てんてんが腎臓病に…

こんにちは、おばちゃんです。

 

我が家のてんてん(もうすぐ11歳)が腎臓病と診断されました。

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今月15日夜から16日昼にかけて4回嘔吐した後、ご飯を食べなくなり水もほとんど飲まなくなってしまったうえに、クローゼットの奥に入り込むなど普段とは違う行動が見られたため、17日の仕事が終わってから病院で診てもらいました。

 

視診、触診のあと行った血液検査の結果、診断は『腎不全』。

腎臓の機能が長い年月をかけて徐々に低下していく病気です。

しかも、この病気は完治しません。

一度機能を失った部分はもう元には戻らないといわれています。

先生の診断では血液検査の数値から見るとかなり進行しているが、幸いにもこの段階で出てくる尿毒症と貧血の項目は正常範囲内とのこと。

 

治療については、

「血中のカリウムが高いのはおしっこが作られていないせいだと考えられるので、まずは利尿剤でおしっこをたくさん出してカリウムを出すのと同時に点滴で脱水症状を防いでいきます。それが最優先ですね」

私ひとりでは判断しかねると話すと、

「では、ご主人ともよく相談して明日もう一度いらしてください」

ということで、その日は帰ってきました。

帰宅後夫にてんてんの病状を説明し、翌日再度病院を訪れ先生と話し合って緊急度の高い治療から始めていこうと決まりました。

まずは2週間毎日利尿剤の投与と点滴を行い、その後再度血液検査を行うとのこと。

点滴は皮下輸液という方法にしました。

フルタイムで仕事をしている身では毎日病院に通えないこと、費用面でも厳しいものがあること、自宅にいながら短時間でできるので猫のストレスを最小限に抑えられることが理由です。

初回は病院でやり方を教わりながら行い、翌日からは自宅で行っています。

毎回てんてんには抵抗され、「失敗したらどうしよう…」という恐怖感がありますが、とにかくやるしかありません。

輸液が終わったあとは一目散に逃げていきますが、しばらくすると私に甘ったれてくるてんてんを見ると「辛い思いをさせてごめんよ…」という思いでいっぱいになります。

 

てんてんは完全ではないですが食欲が戻り、水も飲むようになりました。

利尿剤の力を借りてですがおしっこもするようになり、ひと安心というところですが、まだまだ序の口なんでしょうね。

腎臓病の治療は残された部分の機能をいかに維持していくかがカギになります。

先生も説明の時に「腎臓病は大変ですよ…」と前置きしたくらい、やらなくてはいけないことはたくさんあります。

この先てんてんが快適に過ごしていけるようにできるだけのことをしていきたいと思っています。