(遅ばせながら)『出勤しちゃうんだ』発言について思うこと
こんにちは、おばちゃんです。
昨日の東京は時折激しくなるような雨降りでしたが、今日はきれいな青空。
窓を全開にして換気。
とても気持ちいい風が入ってきます。
※先週金曜日、買い物に出たとき見かけた八重桜🌸
ところで、ちょっと前ですが元陸上選手の為末大さんがTwitterで『出勤しちゃうんだ』発言をして炎上しちゃいましたよね。
おばちゃんは中学生のとき陸上部で(一応😅)、今も陸上競技ファン。
長身が有利とされる400mハードルで外国人選手との体格差をものともせず、ハンディを技術でカバーし世界選手権で3位を獲得、日本では数少ないプロ選手としての先駆者でもあった彼は、おばちゃんの好きなアスリートのひとりでもあります。
それだけに、『出勤しちゃうんだ』発言には少し残念な気持ちがあります。
おばちゃんも交代勤務とはいえ、『出勤しちゃう』人です。
紙ベースでの事務処理や営業部門から依頼のあった商品の発注や入荷した商品の検品、宅配便の対応など、テレワークでは不可能な業務があるためです。
…というか、おばちゃんの担当業務でテレワークできるものはありません。
会社が休業しないと決めた以上管理部門は最低限の機能を維持する必要があり、誰かしら出勤しなくてはならなくなります。
そして、『働かないと収入が減る、途絶える』人もいます。
おばちゃんも時給制契約社員なので、交代勤務と聞いたとき、「えっ、休みの分はカット?」と青くなりましたが😨、幸いにも「基本部分を100%支給」とのことなのでひとまず安心したものの、この先はわかりません。
万一緊急事態宣言期間が長引き業績が悪化すれば、契約を切られるかもしれない。
おばちゃんは無期雇用契約なのですが、だからといって安心なんてできない、非正規雇用者は大きな不安と常に闘いながら働いているのです。
プロ選手だった彼にだって、「明日から収入ゼロ」になる可能性はあったわけで、そういう不安に駆られたことはなかったのだろうか…と思います。
何はともあれ、おばちゃんは明日また『出勤しちゃう人』になります。
おばちゃんだけではない、みんなそれぞれの思いがあって勤務先に向かっている。
それはわかってほしいな…と思うおばちゃんです。