“東京の空”の下で

音楽をこよなく愛するおばちゃんが日々の出来事をつらつらと綴ります。

最強の泣け歌!I Must Go/Tommie Young

人は誰でもその人にとっての
“泣ける歌”を持っていると思います。
 
おばちゃんにもあります。
 
小田さん、角松さんの曲の中にも
もちろんありますが、
私的に一番泣ける歌は
アメリカのソウルシンガー、トミー・ヤングの
『I Must Go』という曲です。
 
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この方がトミー・ヤング。
 
『I Must Go』は10年前まで
箱根駅伝のテレビ中継の
エンディングテーマに使用されていました。
アメリカで1978年に制作された
『A Woman Called Moses』という
テレビドラマのサントラ盤に
収録されている曲だそうです。
 
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『A Woman Called Moses』
(モーゼと呼ばれた女性)
奴隷解放に力を尽くした
ハリエット・タブマンという
実在の女性をモデルにしています。
レコードは廃盤になっていて、
CD化はされていません。
 
♪I Must Go♪という歌詞で始まり、
強固な意思と威厳を感じさせる
曲調と歌声は、
選手がひたむきに走る姿に
あまりにもハマりすぎて
毎年目をウルウルさせながら
エンディングを見ていたものでした。
 
これだけの曲をどこから
見つけてきたのかと
ずっと思っていましたが、
ネット情報によると
スタッフがバーゲンで偶然に
レコードを見つけたとかで…。
トミー・ヤングは日本であまり
知られていない人だと思うので、
玄人好みな人が選曲したのかな?
という感じがします。
 
エンディングテーマに使えなくなった理由は、
曲がJASRAC著作権管理登録
されていないため、
「不法使用」になってしまうとか。
ならば著作権者を探して
直接交渉すればいいのでしょうが、
著作権者が不明の状態にあるようです。
(作詞・作曲者のヴァン・マッコイは
1979年に亡くなっています)
外国の作品で著作権者やマスター盤の所在が
不明のために再発が困難に
なったりするケースは時折聞きますが、
発売元が超大手レーベル、MCA
(現・ユニバーサルミュージック)なだけに
どうにかならないのかな?と思います。
 
おととい、某動画サイトで偶然見つけて
久しぶりに聴きました。
やっぱり泣ける。
『I Must Go』はおばちゃんにとって
最強の泣け歌です。
 
箱根駅伝のエンディングは
『I Must Go』がよかった」って
言っていたけど、
復活できないかなぁ?
箱根駅伝ファンにも根強い支持が
あるようですし、
ここは日テレさんにひと頑張り
していただきたい!と希望します。
 
ついでに、自衛隊ジープを伴走車に
復活してくれないなぁ〜。
排ガスの影響を考慮して変えたのでしょうけど、
ジープに乗ったチームの監督が
メガホンで檄を飛ばす風景が
箱根駅伝らしいと勝手に思っているので…。