“東京の空”の下で

音楽をこよなく愛するおばちゃんが日々の出来事をつらつらと綴ります。

100年インタビュー〜時は待ってくれない@NHK-BSプレミアム

3月20日に放送された、NHK-BSの
100年インタビュー”を見ました。

1時間半もの長さで小田さんが
テレビのインタビューに答えるって
今までなかったんじゃないか?
インタビュアーの阿部アナウンサーも
オフコース時代からの小田さんファンと
いうこともあって、
楽しく、興味深く見ることができました。

一番強く感じたことは、
小田さんは本当に音楽が好き。
好きだから、妥協したくない。
それによって志を共にした人との間に
衝突や軋みが生じ、
別々の道を歩まざるを
得なくなったとしても、
好きだから、捨てられなかった。

『音楽が好き』

単純な気持ちなんだけど、
それが長年に渡る音楽活動を支える
すべての根源なのかもしれないと
感じました。

…そこで、ふと思ったんです。

小田さんがこの番組に出演しようと
思った理由は何だろう。
『自分をさらけ出す』という言葉が
番組中に出てきましたが、
そうすることで番組を見る人に
何かを感じ取って欲しいと
思ったのかなぁ?
年齢の話はあまりしたく
なさそうでしたが、
「培ったきたものを伝え、残す時期」と
思っているのかもしれませんね。

そして、“引退”については
「へへへ」
小田さんらしいなぁ
今は漠然としたイメージしかないのかも。
自分らしく納得のいくようにとは
思っているのでしょうけれど、
悔いのない“辞め方”を貫くって
意外と難しい。
今自分がそういう立場にいて
痛感しています。

でも、ファンとしてはその瞬間は
きてほしくないんですけどね…。

私はこの時代に生まれ育って
本当によかったと思っています。
オフコースに出会えなければ
ここまで音楽が好きに
なれなかったかもしれません。

私も、音楽は捨てられません。
捨てません。
これからもずっと、死ぬまで
音楽を聴き続けていきたいと
思っています。