こんにちは、おばちゃんです。
久しぶりにこのカテゴリーに書いてみようと思います。
今日は欅坂46の“エキセントリック”。
シングル“不協和音”のカップリング曲で、ファンの支持が高い曲です。
ジャズ調のピアノアレンジも好きなのですが、惹きつけられたのはやはり歌詞。
もう共感の嵐!です。
「エキセントリック」の意味はウィキペディアによると、
『個性的で普通ではない性格、言動や行動が奇矯な様子を形容する言葉として使用される。一般市民にはエキセントリック、奇人、変人という表現はマイナスだが、音楽家、美術家などにはプラスの意味で使用される場合も多い』
なんだそうです。
♪ I am eccentric 変わり者でいい
理解されないほうがよっぽど楽だって思ったんだ ♪
そう!そう!←おばちゃん大共感
「わかって欲しい、わかってくれるはず」と願ってそれが叶わずに辛くなるよりも、「わかってくれなくてもいい」と最初から頭に置いておくほうがいい。
理解してもらう努力を放棄していると思われるかもしれませんが、そう思っていたほうが精神衛生的にはず~っといいです。
そして、
♪ 普通なんてごめんだ 僕は僕でいさせてくれ ♪
♪ 普通でいることって何だ?
僕は普通と思ってる みんなこそ変わり者だ ♪
と、彼女たちは歌います。
最近、『普通』ってなんだろうってよく思います。
『普通』のものさしなんて人それぞれなのに、画一的な『普通』の枠に押し込められて自分を失うのはごめんです。
“サイレントマジョリティー”のときにも書きましたが、昨今の世の中で『多様性』が声高に叫ばれている割に生きづらさは変わらないな…って思います。
この曲の歌詞に共感するに至ったきっかけになった、ある出来事があります。
おばちゃんはエスニック料理が大好きで、それをある人に話したのですが、
「『ワタシは他の人とは違うのよ』って言いたいんだろう」と返されてビックリ。
これ見よがしな態度や口調で言ったわけでもないし、もちろんそんな考えは毛頭なかったから、
「私はそんなこと微塵も思っていないし、好きだから好きと言っただけ。
好きなものを好きと言ってはいけないのか」と反論。
その人はエスニック料理が苦手らしく(特にパクチーがダメとかで)、自分の嫌いなものを大好きという私のことを理解できないのかもしれない。
でも、自分が好きだからと言って他の人に強引に勧めたことは一度もないし、そんな風に解釈されたのは本当に心外でした。
その人にとっての『普通のものさし』からはみ出した異質の存在とみなされて、そういう言動になったのでしょうか、いまだにわかりませんが…。
そんな経験を持つおばちゃんにとって、
♪ 変わり者でいい ♪
という歌詞は救いをくれた気がします。
『他人からどう思われても、あるがままの自分でいいんだ』という救いを。