“東京の空”の下で

音楽をこよなく愛するおばちゃんが日々の出来事をつらつらと綴ります。

引き継ぎが間に合わない!

月末の退職まで出勤はあと5日となりました。

本来なら後任者への引き継ぎを済ませ、
自分が行うべき残務をこなしつつ、
書類の整理や自席の片付けなどを
行っていく頃だと思うのですが…。

困ったことが起きています。
後任者がいないのです。

先日の記事で、「後任者が決まった」と
書きまして、事実引き継ぎを
開始したのですが、

3日で退職

突発的な家庭の事情ができ、
勤務継続が困難になったということです。

そこで、大変失礼なのは承知のうえで
今回の募集で不採用になった方から
採用担当者が希望条件・スキル両面の
合いそうな方数人に声をかけ、
その中のひとりから入社の応諾を得て
今日から勤務のはずでした。

…ところが…

その方は来ませんでした

採用担当者宛に送られてきたメールによると、
ご家族が急病で看病にあたるため、
当面勤務できないのだとか…。

一度ならず二度までも…

採用担当者は再度付き合いのある
人材紹介会社に事情を話し、
即日勤務可能の方を
探してもらっているところです。

これで来てくれる方がいればいいのですが、
万一退職日に間に合わなければ
引き継ぎを全くできないまま
私は退職することになります

次の勤務先に1ヶ月入社を延ばしてもらってまで
退職までに2か月半の期間を設けたのは、
私が入社したとき前任者はすでに退職後で
手探りの状態で業務を覚えなければならず
とても辛かった経験があったことから
後任者にそんな思いをしてほしくなかったことと、
勤務先に少しでも迷惑をかけないように
したい思いからです。

私なりにいろいろ考えてきたつもりだったのですが、
全てが無駄になってしまったような気さえしています。

せめてマニュアルを残していきたいのですが、
最初の後任者への引き継ぎのため
後回しにしていた仕事に追われているうえに
月末の業務が重なってそれを作る時間もありません。

最後だけでもきちんとして
会社を去ろうと思っていたのに、
こんなずさんな状態で
退職日を迎えなくてはならないのかと思うと、
心が荒んできそう。
ストレスもひどくて、
帰りの電車の中で胸が苦しくなるほどです。

今は通勤時に聴く小田さんの歌声と
エコパへ行ける楽しみが
おばちゃんの折れそうな心を
かろうじて支えてくれています…