“東京の空”の下で

音楽をこよなく愛するおばちゃんが日々の出来事をつらつらと綴ります。

『いまなんて言ったの転調』?

こんばんは、おばちゃんです。

今日はテレビ番組の話なのですが、
最近、おばちゃんはトゥエルビ(BS12)で
放送されている、
音楽番組をよく見ます。

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出演はタレントのマキタスポーツさんと
音楽評論家のスージー鈴木さんで、
1980年代の音楽から毎回決まったテーマに合う曲を
トークを交えながらセレクトしていく番組です。
以前は金曜日深夜2:00のディープな時間帯に
放送されていたのですが、
10月から日曜日PM9:00からの放送となり、
放送時間も30分から1時間に拡大されました。

マキタさん、スージーさんのちょっとマニアックな?
セレクトとわかりやすい解説がとても
面白い番組です

昨日のテーマは『イントロがいい曲特集』で、
オフコースの“Yes-No”がセレクトされていました。
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(アナログ盤ジャケット。あぁ、懐かし…)

おふたりの解説によると、イントロから歌に入る直前に
キーが半音上がる(転調する)のですが、
それが聴き手に歌を聴かせる効果を
生んでいるということです。

名付けて、
『いまなんて言ったの転調』

こうした転調の手法は曲を盛り上げるのに
とても効果的なのだそうです。

オフコースの曲では“愛を止めないで”の
2コーラス目のサビから間奏の
リードギターに入るときにも同じアレンジが
使われているとかで、
実際に曲を聴いてみて納得の解説でした。

この番組は単に当時を懐かしむだけでなく、
曲にちりばめられたさまざまな仕掛けを知る
楽しみがあります。

ちなみにおふたりが選ぶ1980年代のベストイントロは
久保田早紀さんの“異邦人”だそうです。
あのイントロだからこそ“異邦人”はあれだけの
大ヒット曲になったのだということでした。